幅広い分野の歯科治療をカバーする総合診療

厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所 歯科外来診療環境体制
0474114779 【平日】9:00~13:00/14:00~19:30 【土日祝】8:30~15:30
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一般診療 GENERAL

DENTAL TREATMENT 当院は、幅広い分野の歯科治療をカバーする
総合診療を行なっています。

当院は、幅広い分野の歯科治療をカバーする総合診療を行なっています。

虫歯治療をはじめとした幅広い治療に対応している、あおぞら歯科クリニック新船橋。主に保険適用の治療を行なっています。歯が痛い・しみる・ぐらつく、または歯肉が腫れているなど、歯やお口にいつもと違った点がありましたら、早めに当院にてご相談いただければと思います。

また、当院は歯やお口の症状を治すだけでなく、病気を引き起こさないための予防歯科にも力を入れています。地域のみなさまのお口の健康を守ってきた実績があり、厚生労働省より予防に関する処置を保険適用で行なえる「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(か強診)にも認定されています。

そのほか当院は、院内感染予防対策や診療環境の整備、緊急時の安全対策など、複数の基準を満たした歯科医院として、厚生労働省より「歯科外来診療環境体制」(外来環)として認定されています。

患者さまのお体の状態を把握したうえで、地域の医療機関と連携して治療に取り組む体制も整えていますので、持病がある方もどうぞ安心してご来院ください。

CARIES TREATMENT 虫歯治療

虫歯とは

虫歯とは

歯周病とともに歯科の2大疾患として知られる虫歯。歯に付着した細菌が酸を出し、歯が溶かされることを虫歯といいます。症状がひどくなると、最終的に歯を失うこともあるため、放置してはいけません。

細菌は、歯の表面に付着した糖分を分解しながら増殖し、酸を出し続けます。歯の表面にネバネバしたものがある場合、細菌が増殖して歯垢が形成されていると考えられます。歯垢は食べかすではなく、細菌の塊です。歯垢は歯磨きで取り除けますが、磨き残しがあると細菌はさらに増えて酸を出し、歯の表面のエナメル質に穴をあけてしまいます。

歯を守るエナメル質に穴があき、やわらかい歯の内部組織が虫歯に侵されてしまうと、そこからはどんどん症状が進行します。歯を失わないためにも、歯の色が一部変わっているなどの異変を見つけましたら、早めに当院へお越しください。

虫歯治療で削った歯は元に戻りません

虫歯治療で削った歯は元に戻りません

虫歯は、歯垢の中に棲む「虫歯の原因菌」というものが直接的な原因となって引き起こされます。それ以外にも、歯の質をはじめ、糖分の摂取頻度や量、そして糖分が歯に付着している時間など、いくつかの要因が重なって虫歯が引き起こされるのです。

そして、症状が軽い虫歯以外は、虫歯になった箇所を削る必要があります。しかし、削った分だけ天然歯が失われることになり、歯は削られるほどに脆くなって寿命が縮んでしまうのです。優れた詰め物や被せ物を使っても、一度削った歯を元に戻せるわけではありません。

このため、日頃から虫歯にならないよう予防に努めて、なるべく歯を削らないことが重要です。当院の予防歯科では、患者さまに合ったケアをご提供していますので、虫歯から歯を守るためにも定期的に来院いただければと思います。

虫歯の進行と治療方法

初期の虫歯

初期の⾍⻭

【症状】

虫歯の原因菌によって、歯の表面のエナメル質が溶かされはじめています。まだエナメル質に穴はあいておらず、見た目は歯の一部が少しだけ白く濁っています。

【治療】

初期の虫歯であれば歯を削らずにすみます。歯磨きやフロスなどのセルフケアとフッ素塗布によって、再石灰化を促します。

エナメル質の⾍⻭

エナメル質の⾍⻭

【症状】

エナメル質に穴があき、虫歯になった部分が茶色や黒っぽい色に変色していることがわかります。冷たい物が触れると歯がしみる場合もあります。

【治療】

虫歯になった部分を削り、削った箇所にレジン(歯科用プラスチック)を詰めます。

象⽛質の⾍⻭

象⽛質の⾍⻭

【症状】

エナメル質の内部にある象牙質にまで虫歯が達した状態です。冷たい物や甘い物を口にすると、歯がしみたり痛みを感じたりします。象牙質はやわらかいため、どんどん虫歯が進行します。

【治療】

虫歯になった部分を削り、削った箇所に詰め物を入れます。保険診療の詰め物だけでなく、自費診療で審美性や耐久性に優れた素材を選ぶこともできます。

神経に達した⾍⻭

神経に達した⾍⻭

【症状】

象牙質のさらに内部にある歯の神経(歯髄)にまで虫歯が達した状態です。歯に刺激を与えていない場合にも、強い痛みを感じるようになります。

【治療】

歯根の中にある根管内を治療する必要があります。根管治療によって細菌に感染した歯髄を取り除き、根管内を無菌状態にします。最後に被せ物をして歯の見た目と機能を補います。自費診療で審美性や耐久性に優れた被せ物の素材を選ぶこともできます。

⻭根に達した⾍⻭

⻭根に達した⾍⻭

【症状】

歯の大部分が失われ、歯髄が壊死して歯の痛みを感じなくなります。さらに症状が進行した場合は、歯根の先に膿が溜まって強く痛みます。

【治療】

できるだけ歯を残せるように、根管治療や外科的歯内療法を行います。これらの処置をしても歯を残せないと判断した場合には、抜歯となります。抜歯した箇所は、入れ歯・ブリッジ・インプラントによる治療などで歯の見た目と機能を再現できます。

補綴物に金属を使わない「メタルフリー」の治療

補綴物に金属を使わない「メタルフリー」の治療

保険でできる白い歯

CAD/CAM冠という白い被せ物をご存知ですか?
これは、ハイブリッドセラミックのブロックをCAD/CAMという機械で削り出して作製する被せ物で、ほとんどの歯に対して適用できます。保険適用ながら、銀歯と違って白く自然な見た目に仕上げられることが特長です。
また、より一層の審美性や耐久性を求める方には、自費診療のセラミックによる治療をおすすめします。

銀歯のデメリット

銀歯のデメリット

銀歯はギラギラとした見た目が気になることに加え、歯肉にメタルタトゥーという黒ずみが発生したり、金属アレルギーを発症したりする心配もあります。また、銀歯は耐久性に優れている一方で、歯とぴったり適合しにくく、隙間から虫歯が再発する可能性が高いといわれています。当院では、隙間ができないように精密な治療を行いますが、どうしても経年によって接着が弱まり、隙間ができてしまう場合があります。

メタルフリーのセラミックで自然な美しい歯に

メタルフリーのセラミックで自然な美しい歯に

当院では、セラミックによる「メタルフリー」の治療をおすすめしています。
セラミックは陶器の素材でできているため、金属アレルギーの心配がありません。さらに、天然歯のような透明感や色調を再現でき、治療した箇所と天然歯とを判別できないほど自然な見た目にできます。
また、表面が滑らかで汚れがつきにくい特長も持っており、虫歯の再発や歯周病のリスクを低減するため、歯を美しく見せるだけでなく、体にも優しい治療といえます。
現在使っている銀歯などでお悩みの患者さまは、セラミックによる治療についてぜひお気軽にご相談ください。

セラミックによる治療

虫歯治療のよくあるご質問

保険診療で虫歯治療をした後に、自費診療の被せ物を選択できますか?

途中で自費診療に切り替えることは可能です。ただし、保険診療と自費診療どちらの被せ物を選択するかによって、歯の形の整え方が変わります。そのため、歯の形を整えはじめる前にお申し出ください。

また、自費診療で虫歯治療を行なってから、保険診療の被せ物を選択することはできません。

保険診療で白い歯の被せ物にできますか?

保険診療で、CAD/CAM冠という白い被せ物を適用できます。これは、ハイブリッドセラミックのブロックをCAD/CAMという機械で削り出して作製する被せ物です。ただし、症例によっては白い被せ物を適用できないケースもあります。

また、ハイブリッドセラミックは、レジンとセラミックを混ぜ合わせた歯科材料で、変色やすり減りが起こりやすいというプラスチック特有の性質を持ちます。そのため、審美性や耐久性は自費診療のセラミック製の被せ物のほうが優れています。

どの詰め物・被せ物を選べば良いのか悩まれると思いますので、当院では各補綴物のメリット・デメリットをご説明し、患者さまが納得のいく治療を行なえるようお手伝いします。

なぜ治療した歯がまた虫歯になるのですか?

詰め物・被せ物の隙間から細菌が侵入して、虫歯を再発することがあります。隙間ができないように精密な治療を行いますが、経年によって接着が弱まり、隙間ができてしまう場合があるのです。

虫歯の再発リスクを軽減させるためには、自費診療となるものの、詰め物・被せ物にセラミックを用いることをおすすめします。耐久性に優れ、歯垢が付着しにくいというメリットもあります。

虫歯になりやすいのですがどうしたらいいですか?

歯磨きやフロスを徹底していても虫歯になってしまう場合があります。虫歯はお口のケアだけの問題ではなく、歯の質や唾液、生活習慣、糖分の摂り方なども関係しているためです。

日々のお口のケアだけで虫歯を防ぐことは難しいため、虫歯を予防するためには、当院の予防歯科を受診ください。患者さまに合った予防歯科をご提案します。

当院の予防歯科につきましては、予防歯科のページをご覧ください。

ROOT CANAL TREATMENT 根管治療

根管治療とは

根管治療とは

歯髄にまで達した虫歯は、強い痛みや腫れを引き起こします。抜歯をすすめられる場合もありますが、あおぞら歯科クリニック新船橋ではできるだけ歯を残せるように根管治療を行います。

まず、歯の中には、歯髄がとおる根管という複雑な形状の管があります。根管治療は、根管の中から細菌に感染した歯髄を取り除き、根管内を無菌状態にする治療です。

根管内は暗く、複雑な形状をしているため、虫歯治療のなかでも難易度が高い治療となります。治療時間が長く通院回数も多くなるため、患者さまにはご負担となりますが、大切な歯を残すためにも根管治療は重要です。

精密な根管治療を実現する設備・処置

根管治療を成功させるには、3つのポイントがあります。それは、「患部をより精確に把握すること」「安全に配慮して、感染した歯髄をすべて取り除くこと」「無菌状態にした根管内を封鎖すること」です。

3つのポイントを実現するために、当院では以下の設備・処置を導入しています。

CT

CT

通常のレントゲン撮影による平面画像では得られない、お口の詳細な状態がわかる撮影装置です。
顎骨の質量や歯根の形状、根管内の神経・血管の位置などを立体画像で詳細に把握できます。CTの活用によって、より精確な診断と精密な治療を実現できます。

マイクロスコープ

マイクロスコープ

視野を肉眼の約20倍まで拡大できる歯科用顕微鏡です。
根管内は暗く、管が枝分かれしたり湾曲したりと複雑な形状をしています。肉眼では見えにくい部分も、マイクロスコープを使うことで経験や勘に頼ることなく精密に治療できます。

ラバーダム防湿

ラバーダム防湿

お口の中をゴム製のシートで覆い、治療する歯だけを露出させる処置です。
根管治療で歯髄をきれいに取り除いても、細菌を含む唾液が根管内に入ってしまう可能性があります。ラバーダム防湿によって、唾液の入り込みを防ぐことが可能です。また、お口の中に器具が落下するリスクを回避できるなど、ラバーダム防湿によって安全に配慮した治療を行なえます。

根管治療で治らない場合の外科的歯内療法

虫歯がひどく進行していると、根管治療を行なっても症状が改善されないケースがあります。その場合にも、抜歯を避けるために、外科的歯内療法で症状の改善を図ります。

歯根端切除術

手術を行い、細菌に感染している歯根の先端を削り取ります。具体的には、局所麻酔をして歯肉を切開し、歯根の先端を削り取り、断面をセメントで封鎖するという処置です。

また、歯根の先端に膿ができている場合には、先に歯根嚢胞摘出術を行います。症状によっては、歯根嚢胞摘出術と歯根端切除術の処置を同時に行うケースもあります。

歯根嚢胞摘出術

細菌の炎症が歯根の先端から骨にまで達すると、歯根嚢胞(しこんのうほう)という膿が形成されます。歯根嚢胞を手術で摘出する処置が歯根嚢胞摘出術です。

まず局所麻酔をして歯肉を切開し、歯根嚢胞周囲の骨を削ります。歯根嚢胞が露出したら、専用の器具を使って骨から歯根嚢胞を取り除きます。マイクロスコープを使用することで精密な治療ができ、再発を防ぐことにもつながります。

根管治療のよくあるご質問

根管治療はどれくらい痛いですか?

局所麻酔をして治療を行うため、治療中の痛みに関しては心配いりません。ただ、細い針を使って根管内から歯髄を取り除く際には、圧迫感を覚える可能性があります。

何回の通院で根管治療は終わりますか?

多くの場合、3〜5回程度の通院が必要となります。通院回数が多く、ご負担だとは思いますが、途中で痛みがなくなっても治療が終わるまで通院いただくようお願いします。

治療を中断した場合、根管内に残っている細菌が増殖し、痛みが再発する可能性があります。症状がさらに悪化することもありますので、最後まで治療をお受けください。

神経を抜いた後も歯が痛くなることはありますか?

歯の中をとおる神経を抜いた場合も、歯根の先端やその周辺に神経が通っていますので、虫歯が再発すると痛みを感じることがあります。また、歯根の先に膿が溜まるほど症状が悪化した場合も、強い痛みを感じます。

治療した歯に虫歯が再発すると、また歯を削る必要があり、歯を残せる可能性が徐々に減っていってしまいます。虫歯が再発しないように、毎日歯磨きやフロスで汚れを取り除き、定期的に検診・メンテナンスにお越しください。

根管治療を受けても再発しやすい場合はどうしたらいいですか?

根管治療によって感染した歯髄を取り除くことで、再発リスクを軽減できます。ただし、もし再発した場合には、歯根端切除術などの外科的歯内療法で症状の改善を図ります。

当院では、CTやマイクロスコープを駆使して精密な根管治療を行いますので、再発に悩まれている方は一度ご相談ください。

HYPERSENSITIVITY 知覚過敏

知覚過敏とは

知覚過敏とは

歯の表面はエナメル質によって守られていますが、何らかの理由でエナメル質の内側にある象牙質が露出することがあります。象牙質に刺激が加わって歯がしみる症状が知覚過敏です。冷たい物を口にしたときや、歯ブラシが触れたときなどに歯がしみる場合は、知覚過敏の可能性があります。

象牙質が露出する原因は主に2つあり、「エナメル質の摩耗」と「歯肉の退縮」です。エナメル質の摩耗は過度な歯磨きをはじめ、歯ぎしりや酸を多く含む飲食物の摂取によっても起こります。歯肉の退縮は、歯周病や歯磨きによる刺激のほか、加齢によっても起こります。

虫歯でも歯がしみることがあるため、ご自身の症状が知覚過敏によるものなのか、虫歯によるものなのか判断がつきにくいと思います。歯がしみる感覚がある場合は、初期段階で治療を行なえるように早めに当院を受診ください。

当院の知覚過敏の治療メニュー

レーザー治療

レーザー治療

露出している象牙質にレーザーを照射すると、歯の表面に薄い膜が形成されます。膜があることで、外部からの刺激が歯の神経に伝わりにくくなり、知覚過敏の症状の改善につながります。

薬の塗布

薬の塗布

露出している象牙質に薬を塗布して患部を覆います。外部からの刺激を遮断でき、知覚過敏の症状の改善につながります。症状によっては、塗布を数回繰り返す場合もあります。

コーティング剤

コーティング剤

歯の表面にコーティング剤を塗布します。象牙質を外部の刺激から守ることができ、知覚過敏の症状を抑えられます。コーティング剤で守っている間に再石灰化が進めば、より一層症状の改善が期待できます。

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マウスピースの使用

歯ぎしりを原因とする知覚過敏の場合、就寝中にマウスピースを使用することで、歯ぎしりによる歯へのダメージを軽減させられます。マウスピースの使用によって、歯ぎしりの改善も図れます。

知覚過敏のよくあるご質問

知覚過敏になってしまう原因は何ですか?

知覚過敏は「エナメル質の摩耗」と「歯肉の退縮」によって起こります。

エナメル質の摩耗が起こる原因は、過度な歯磨き・歯ぎしり・酸を多く含む飲食物の摂取などです。そして、歯肉の退縮が起こる原因としては、加齢・歯周病・歯磨きによる刺激などがあげられます。

知覚過敏は自分で予防できますか?

加齢によって歯肉は退縮していきますので、知覚過敏を確実に予防するのは難しいといえます。

一方で、加齢以外の知覚過敏になる原因については、ご自身で対策することができます。具体的には、適度な力で丁寧に歯磨きをして虫歯や歯周病にかからないようにする・マウスピースを使用して歯ぎしりによるダメージから守る・酸を多く含む飲食物の摂取に注意する・定期的に検診を受ける、といった方法で知覚過敏になりにくい状態を保てます。

歯磨きの力が強いと知覚過敏になってしまいますか?

歯や歯肉を硬い歯ブラシで力を入れて磨くと、エナメル質の摩耗や歯肉の退縮が起こり、象牙質が露出して知覚過敏が起こる可能性があります。

適度な力で磨くこと、そして歯ブラシの硬さにも注意しましょう。当院では、予防歯科で適切な歯磨きの方法もお教えしています。

MATERNITY TREATMENT マタニティ治療

マタニティ治療とは

マタニティ治療とは

あおぞら歯科クリニック新船橋では、妊娠中の方に向けて、お口の健康を守るためのマタニティ治療をご提供しています。

妊娠中は唾液量が減るため虫歯になりやすく、つわりで嘔吐を繰り返した結果歯が溶けることもあります。また、女性ホルモンの分泌に変化が起こり、歯周病になりやすい時期でもあるのです。

もしお母さんのお口にトラブルが発生している場合、お腹の中の赤ちゃんの発育や、生まれた後のお口の健康などに影響を与えることがあります。そのため、まずは安定期に入られましたら一度検診にお越しください。トラブルが見つかれば早期に治療を行い、予防歯科にも取り組むことで、安心して出産に臨めるようにしましょう。

赤ちゃんのお口を虫歯菌から守るために

赤ちゃんのお口を虫歯菌から守るために

人の口腔内にはさまざまな細菌が存在します。一方、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態で、育っていくにつれてさまざまな経路でお口の中に細菌が入ってきます。とくに虫歯菌には注意が必要で、保護者の方などが愛情表現でキスをしたり、スプーンを共有したりすることで、赤ちゃんのお口にうつしてしまいます。

大切なお子さまの歯とお口の健康を守るためには、キスや食器の共有などの行動を控えたほうが良いでしょう。また、保護者の方などはご自身のお口の治療やケアを行い、口腔内の虫歯菌を減らしておくことも大切です。

こんなお悩みありませんか?

妊娠中の不安を解消するためにも、このような口腔内の問題でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

  • 歯の治療がお腹の中の赤ちゃんに影響を与えないか不安
  • 妊娠中も普通の歯科医院に通えばいいの?
  • 妊娠すると歯が弱くなるの?
  • 歯の治療の際に局所麻酔をしても問題ない?
  • 歯がしみるようになったのは妊娠の影響?
  • 歯肉に腫れや出血がある場合はどうしたらいいの?

妊娠中は女性ホルモンの影響によるお口のトラブルに注意

女性ホルモンが増えて歯周病にかかりやすくなる

妊娠中はエストロゲンという女性ホルモンの分泌が増えて、歯肉が腫れやすくなります。すると、歯と歯肉の間の溝、いわゆる歯周ポケットに汚れが蓄積しやすくなり、歯周病リスクが高まります。
妊娠中の歯周病は、早産や低体重児出産につながる可能性があるため、早い段階で治療を行う必要があります。

唾液の自浄作用が低下して虫歯になりやすい

女性ホルモンの変化により、唾液がねばつくようにもなります。ねばつく唾液は自浄作用が低く、お口の中の細菌が増えて虫歯になりやすくなってしまうのです。
対策としては、時間をかけて丁寧に歯磨きを行なって、歯垢を取り除きましょう。また、甘い物や歯にくっつきやすい物を食べたら、すぐに歯を磨くようにしてください。

つわりでお口の中の衛生状態が悪くなる

「つわりで食事の回数が増えた」「気持ち悪くて歯磨きができない」「何度も吐いてしまう」という方もいらっしゃると思います。こうした場合、お口の衛生状態が悪くなり、虫歯や歯周病にかかりやすい口腔環境が作られてしまいます。
女性ホルモンの影響で免疫力が低下しやすい時期のため、虫歯や歯周病にかかると進行しやすいという点にも注意が必要です。外出できる状態になりましたら、当院で口腔ケアをお受けいただければと思います。

月1回、お口のクリーニングが保険適用で受けられます

月1回、お口のクリーニングが保険適用で受けられます

予防に関する処置が保険適用となる「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(か強診)として厚生労働省より認定されている当院では、毎月のお口のクリーニングが保険適用で受けられます。
出産に向けて出費がかさむ時期に、費用負担を抑えてお口の健康を守ることができますので、お気軽に当院の予防歯科を受診ください。

マタニティ治療のよくあるご質問

妊娠中のレントゲン撮影は、赤ちゃんに影響ありませんか?

人は生活するなかで自然が発する放射線を受けていて、歯科のレントゲン撮影による被ばく量は、1日の自然からの被ばく量の1/3以下といわれています。また、撮影箇所は腹部から離れているうえに、防護用のエプロンもかけていただくため、お腹の赤ちゃんへの影響は心配いりません。

歯の治療であっても、妊娠中の麻酔は問題ありませんか?

歯の治療で使う局所麻酔が、お腹の赤ちゃんにまで届くことはありません。麻酔をしないことによる痛みへの反応・ストレスが赤ちゃんに悪影響を与える懸念があるため、局所麻酔を適切に使用することが大切といえます。

妊娠中は、痛み止めなどの薬を飲んでもいいですか?

まず、できるかぎり痛みが出ないように治療を行います。そのうえで、痛み止めが必要な場合には、安全に配慮した鎮痛剤などを処方します。医師や薬剤師をとおさずに市販薬を服用することは避けてください。

妊娠中はいつまで治療を受けられますか?

急ぐ治療でない場合は、9ヵ月以降は一旦治療をストップして、出産後落ち着いてから再開します。ただし、痛みが強い場合などは、9ヵ月以降でもすぐにご相談ください。

●CAD/CAM装置を用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

・ソフトウェアを利用して歯科修復物のCAD(コンピューター支援設計)またはCAM(コンピューター支援製造)に使用します。
・この機器を使用して行う修復物の作製は自費診療(保険適用外)となることがあります。その場合は、保険診療よりも高額になります。
・患者さまの症状によっては、この機器での治療を適用できないことがあります。
・お口の中にれスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。
・補綴物の作製・セットが1日で終わっても、その前後に診療が必要な場合があり、治療後も継続的なメンテナンスを受診いただくことになるので、通院が1回とは限りません。

●根管治療にともなう一般的なリスク・副作用

・治療内容によっては保険診療となりますが、機能性を重視する場合は自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・根管治療を行うと、歯の構造が筒状になるため、歯が破折しやすくなります。
・再度根管治療を行うとさらに根管壁が薄くなり、より歯が破折しやすくなりますが、コア(土台)と被せ物を接着力に優れたセメントで接着し、歯・コア・被せ物を一体化させることで、破折のリスクを抑えられます。
・再度根管治療を行なっても、予後が悪くなってしまうことがあります。このような場合は、外科的な治療で対応することがあります。

●CTを用いた検査にともなう一般的なリスク・副作用

・コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行い、断層写真を得る機器となります。
・治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
・人体に影響しない程度(デジタルレントゲン撮影装置の1/10以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
・ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。

●マイクロスコープの使用にともなう一般的なリスク・副作用

・治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・精密な治療を行うための歯科用顕微鏡であり、焦点の合う範囲が狭いため、立体的な観察機器としては必ずしも適しません。治療内容によっては使用しない場合があります。

●ラバーダム防湿にともなう一般的なリスク・副作用

・根管治療において、治療部位に唾液・血液、細菌などが入らないようにするため治療する歯だけを露出し、周りを薄いゴムのシートで覆う処置のことをいいます。
・治療内容によっては保険診療となりますが、機能性を重視する場合は自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・ラバーダムを使うことで感染を防ぐことができ、根管治療の成功率が上がるとされています。
・鼻呼吸をすることが困難な患者さまには不向きです。
・ラバーのにおいに不快感を覚えることがあります。

●知覚過敏治療にともなう一般的なリスク・副作用

・自費診療(保険適用外)となることがあります。その場合は、保険診療よりも高額になります。
・いずれの方法で治療を行なっても、複数回の通院が必要になります。
・レーザーの照射時やマウスピースの装着時に違和感を覚えることがあります。

●マタニティ治療にともなう一般的なリスク・副作用

・自費診療(保険適用外)となることがあります。その場合は、保険診療よりも高額になります。
・母子手帳を持参し、ご自身が妊娠中であることを伝えていただくとスムーズです。
・治療内容によっては、同じ姿勢を取り続けることがあり、お体やお腹の赤ちゃんにとって負担となるため、仰向けがつらくなりましたらお知らせください。
・妊娠初期は悪阻(つわり)により、お口に治療器具が入ることで吐き気をもよおす場合があります。妊娠後期はお腹がかなり大きく、治療のための姿勢の維持が難しくなるため、母子ともに状態が安定している妊娠中期の通院をおすすめします。

●入れ歯の作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用

・内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・入れ歯を固定するため、患者さまの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
・使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
・事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)の処置が必要となることがあります。
・入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
・咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調整・修理が必要になることがあります。
・金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。
・使用方法などにより、破損することがあります。
・定期的な検診・メンテナンスが必要です。

●ブリッジの作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用

・内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・失った歯の両隣の健康な歯を削る必要があります。
・支えになる歯に負担がかかり、将来的にその歯を失う可能性が高くなります。
・奥の場合は金属でしか対応できません。
・連続して歯を失っている場合、治療できないことがあります。
・ブリッジと歯肉との間に食べ物のかすが詰まりやすいので、口の中の衛生状態を保つことが難しくなります。
・顎骨の吸収を抑制できません。

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