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虫歯撃退&ホワイトニング術!歯の健康と美しさを両立

親子三代で安心して通える歯医者、あおぞら歯科クリニック新船橋院です。

毎日の歯磨きや定期的な歯科検診は、虫歯や歯周病を予防するために非常に重要です。最近では、ホワイトニングという歯の美白処理も虫歯予防に役立つことが分かってきました。

本ブログでは、ホワイトニングと虫歯の関係について、虫歯治療後のおすすめホワイトニング方法、そしてホワイトニングが虫歯予防に役立つ7つの理由をご紹介します。歯の健康と美しさを両立させる方法を一緒に学びましょう。

1. ホワイトニングと虫歯の因果関係
ホワイトニングの施術を受けることで虫歯になりやすくなるのではないかという心配がありますが、その実態はどうなのでしょうか?ここでは、ホワイトニングと虫歯の因果関係について解説します。

1-1. ホワイトニング後の注意点
ホワイトニング自体が直接的な虫歯の原因になることはありません。

一般的なホワイトニングでは、薬剤の影響で歯の表面をコーティングする「ペリクル」と呼ばれる物質が剥がれ、着色汚れが付きやすくなる可能性があるため、食事制限が必要になる場合があります。

ただし、当院で導入しているハイブリッドポリリンホワイトニングシステムでは、ポリリン酸により歯の表面がコーティングされるため、着色汚れは付きにくくなり、施術直後の食事制限も必要ありません。

1-2. ホワイトニングと虫歯・歯周病予防
ホワイトニングは、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。ホワイトニング後も定期的な歯科検診やクリーニングを受けることをおすすめします。

通常のブラッシングだけでは落としきれない汚れや歯石を除去することで、口内環境が整い、ホワイトニング効果が持続します。また、歯科検診によって虫歯や歯周病などが早期に発見されるため、歯の健康にも役立ちます。

正しいケアを行うことで、ホワイトニングが虫歯や歯周病予防につながるのです。

2. ホワイトニング前に虫歯治療が必要な理由
ホワイトニングを行う前には必ず虫歯の治療を受けるべきです。その理由は以下の4つです。

2-1. ホワイトニング剤がしみる可能性がある
虫歯になると歯に穴が開いたり、歯茎が腫れたりすることがあります。この状態では、ホワイトニング剤がしみて痛みを引き起こす可能性があります。

ホワイトニング剤は一般的には痛みを伴いませんが、虫歯が原因で口内の状態が悪化すると痛みが生じることもあります。痛みが出るとホワイトニング治療が遅れたり、炎症が収まるまで待つ必要があるため、虫歯の治療を終えてからホワイトニングを行うことがおすすめです。

2-2.  仮歯や詰め物が取れやすくなる可能性がある
虫歯治療では、仮歯や詰め物を使用することがあります。しかし、ホワイトニングの薬剤の影響でこれらの治療物が取れやすくなることがあります。

治療物が取れてしまうと、虫歯の治療がうまく行えず、ホワイトニングの治療も遅れる可能性があります。このようなトラブルを避けるためにも、虫歯の治療を完了させてからホワイトニングを行いましょう。

2-3. 治療後の色の統一が困難になる可能性がある
ホワイトニングは本来の歯を白くする治療ですが、虫歯による抜歯や差し歯を入れた場合、ホワイトニングをしてもその歯だけが違う色になることがあります。また、神経を取り除いた歯には通常のホワイトニング剤が効果がないため、白くなりません。そのため、ホワイトニングを終えた後に差し歯やインプラントを行うと統一感を持たせることができます。

2-4. ホワイトニング期間中に虫歯が進行する可能性がある
ホワイトニングには一定の期間が必要ですが、虫歯の治療が終わっていない状態でホワイトニングを行うと、期間中に虫歯が進行する可能性があります。虫歯が進行すると、ホワイトニングの薬剤に反応して痛みが生じることもあります。

また、神経を抜いたり抜歯が必要になるとホワイトニングの治療計画にも支障が出てしまいます。そのため、ホワイトニングを進める前には虫歯を完治させることが重要です。

 

3. ホワイトニングが虫歯予防に役立つ7つの理由
ホワイトニングは虫歯予防に非常に効果的な方法です。以下に、ホワイトニングが虫歯予防に役立つ理由を7つご紹介します。

1. 虫歯原因菌の酸の生成を抑制する
ホワイトニングによって、虫歯の原因となる菌が歯に付着した糖を食べて酸を分解する作用を抑制することができます。これにより、酸による歯の溶解を防ぐことができます。

2. 歯の表面を滑らかにする
ホワイトニングによって歯の表面の汚れや着色物質が取り除かれるため、歯面が滑らかになります。滑らかな歯面は、酸に対する抵抗力を高める効果があり、虫歯予防につながります。

3. 歯の光沢を回復する
ホワイトニングによって歯の光沢が回復し、表面に膜が形成されます。この膜は、酸による歯の溶解を防ぐだけでなく、虫歯原因菌の付着を防ぐ働きもあります。

4. 歯垢や汚れの除去を助ける
ホワイトニングによって、歯垢や汚れが取り除かれるため、歯磨きや歯間ブラシの効果がより発揮されます。歯の隙間に溜まる汚れや食べかすをしっかり取り除くことができ、虫歯予防につながります。

5. 歯の状態を保つための補綴物の色合わせ
ホワイトニングは、歯の色を白くする効果があります。虫歯治療や歯の補綴物(詰め物や被せ物)を行う際にも、事前にホワイトニングすることで自然な色合いの補綴物を選ぶことができます。

6. 歯科医院でのクリーニング効果を持続させる
ホワイトニングによって歯の汚れや歯石が取り除かれるため、通常の歯科検診やクリーニングの効果をより長く持続させることができます。定期的な歯科医院でのクリーニングは、虫歯予防に非常に効果的です。

7. 虫歯予防への意識向上
ホワイトニングによって歯の美しさを保つことに対する意識が高まります。美しい歯を保つためには、歯の健康も欠かせません。ホワイトニングをきっかけに歯磨きや口腔ケアに対する意識が高まることで、虫歯予防につながります。

4. 虫歯予防のための正しい歯みがき方法
正しい歯みがき方法を実践することは、虫歯予防にとって非常に重要です。以下では、効果的な歯みがきの手順やポイントについて説明します。ぜひ参考にしてください。

4.1 正しい歯みがきの頻度とタイミング
歯みがきは1日に少なくとも朝と寝る前の2回行うことが大切です。特に寝る前の歯磨きは重要です。寝ている間は唾液の分泌が低下し、細菌の増殖が活発になります。歯の汚れが残ってしまうと、虫歯や口臭の原因になります。

また、朝起きた際に口の中が乾燥している場合は、寝ている間の唾液分泌が低いことを示しています。適切なタイミングで歯みがきを行いましょう。

4.2 歯ブラシだけでは不十分なケア
歯ブラシだけでは、歯と歯の間や歯の根元の汚れを完全に取り除くことができません。そのため、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助具を使うことをおすすめします。歯と歯の間には細菌や食べかすがたまりやすく、そのままにしておくと虫歯や歯周病の原因になります。

定期的に歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除きましょう。

4.3 ブラッシングの指導を受ける
適切なブラッシング方法を学ぶことは、正しい歯みがきを行うためにとても重要です。定期的に歯科衛生士や歯科医師からブラッシングの指導を受けることをおすすめします。

自分の歯並びや口の状態に合った最適な歯ブラシやケアグッズの選び方を学ぶことができます。適切なブラッシング方法を身につけ、日々のケアの質を向上させましょう。

まとめ
ホワイトニングには虫歯予防の効果があることをお伝えしました。ただし、ホワイトニングを受ける前には必ず虫歯の治療を終えておくことが重要です。

虫歯の状態によってはホワイトニング時に痛みが生じたり、仮歯が取れたりする可能性があるためです。また、正しい歯みがき方法を習得することで、ホワイトニングの効果を長期的に維持できます。

虫歯予防には、ホワイトニングと適切な歯の手入れの両方が欠かせません。健康で美しい歯を保つために、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

この記事の編集担当は石黒 真史歯科医師です

 

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