【比較】インビザラインと他マウスピースの違い

親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のあおぞら歯科クリニック新船橋院です。
皆さんインビザラインと他のマウスピース型矯正装置に、どのような違いがあるかご存じでしょうか?
前歯の歯並びを整えたいと考えたとき、マウスピース型の矯正装置にはいくつかの種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまう方は少なくありません。特にインビザラインは知名度が高い一方で、他の装置との違いがわかりにくいという声もよく耳にします。今回は、それぞれの特徴や違いをわかりやすく整理してご紹介します。
マウスピース型矯正装置とは?主な種類をご紹介
マウスピース型矯正装置とは、透明で薄い樹脂製の装置を歯にかぶせて、段階的に歯を動かしていく矯正方法です。ワイヤーを使った矯正治療と異なり、装置が目立ちにくく、ご自身で取り外せる点が大きな特長です。食事や歯磨きの際には外せるため、普段どおりの生活を送りながら治療を進められます。当院では「インビザラインGo」と「スマイルトゥルー」という2つのシステムを採用し、前歯の歯並びに関するお悩みに対応しています。歯列全体の矯正治療が必要な症例については、あおぞら歯科クリニック本院での治療をご案内する場合もあります。それぞれのシステムについて、具体的な特徴を見ていきましょう。
インビザラインGoの特徴
インビザラインは、米国のアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型矯正装置で、長年にわたる技術研究と改良が重ねられ、世界100ヵ国以上で提供されている実績があります。数あるインビザラインの治療メニューのなかでも、インビザラインGoは奥歯を除く前歯10本を対象とした治療方法です。上下顎を合わせても20本までの範囲にとどまるため、対象範囲を絞り込むことで治療期間の短縮と費用の軽減を図れる点が特長といえます。
マウスピースは薄く透明なため、装着していても周囲に気づかれにくく、「矯正治療をしていることをなるべく知られたくない」という方にも選ばれています。また、目標とする歯並びに向けて段階的に新しいマウスピースへつけ替えていく仕組みのため、一度に大きな負荷がかからず、痛みや違和感を抑えやすいという利点もあります。新しいマウスピースにつけ替えた直後はやや締めつけられる感覚があるものの、1〜2日ほどで落ち着くケースが多く見られます。
スマイルトゥルー(SmileTRU)の特徴
スマイルトゥルーは、米国で開発されたマウスピース型矯正装置で、軽度の出っ歯やすきっ歯の改善に適した治療方法です。治療の流れとしては、まず当院で歯型の採取を1回行い、そのデータを米国のSmileTRU社へ送って設計してもらいます。設計されたデータをもとに日本国内で装置を作製し、患者様にお渡しするという流れで治療を進めていきます。
マウスピースは薄く透明で、装着していても目立ちにくく、装着時の痛みや違和感も抑えられている点が特長です。基本的には装着し続ける必要がありますが、食事や歯磨きの際にはご自身で着脱できます。また、治療を開始する前に、採取した歯型のデータをもとにした精度の高いシミュレーションで、どの程度歯が動くかの予測結果を確認できる点も特長のひとつです。結果予測に納得したうえで治療を始められるため、見通しを持って取り組みやすい治療方法といえるでしょう。症状によっては、早ければ3ヵ月ほどで歯並びが整うケースもあります。
インビザラインとスマイルトゥルーの違いを比較
どちらも透明なマウスピース型矯正装置ですが、対象となる症状や治療期間、費用の目安には違いがあります。主な違いを整理すると、次のとおりです。
・対象となる症状
インビザラインGo:前歯の歯並びや噛み合わせのずれ全般
スマイルトゥルー:軽度の出っ歯やすきっ歯など
・治療期間の目安
インビザラインGo:マウスピース型矯正装置による治療全体では2〜3年ほど
スマイルトゥルー:軽度の症状であれば早ければ3ヵ月ほど
・費用の目安(税込)
インビザラインGo:44万円〜132万円
スマイルトゥルー:33万円〜
・装置の作製方法
インビザラインGo:米国アライン・テクノロジー社のシステムを使用して作製
スマイルトゥルー:歯型データを米国SmileTRU社へ送り、日本国内で作製
このように、対象となる症状の範囲や治療にかかる期間、費用には差があります。歯並びの状態によって適した装置が異なるため、ご自身の症状がどちらに当てはまるのかを事前に確認しておくことが大切です。
なお、マウスピース型矯正装置は自費診療となり、公的な健康保険は適用されません。また、1日20時間以上装着することが推奨されており、正しく使用しないと目標とする治療結果を得られない場合があります。ご自身で取り外せる分、装着時間の自己管理が治療結果を左右する点も、あわせて押さえておきたいポイントです。
こんな方にはどちらが向いている?
・できるだけ早く前歯の歯並びを整えたい方には、スマイルトゥルーが選択肢のひとつになります。軽度の症状であれば、早ければ3ヵ月ほどで仕上がりを実感できることもあります。
・前歯だけでなく噛み合わせのずれも含めて整えたい方には、インビザラインGoが適していることがあります。世界中で実績のあるシステムを用いるため、幅広い症例に対応しやすい点が特長です。
・費用をできるだけ抑えたい方は、両者の料金の目安を比べたうえで、ご自身の症状に対応できる装置かどうかをあわせて確認することが大切です。
これらはあくまで目安であり、実際にどちらの装置が適しているかは、歯並びの状態や噛み合わせによって異なります。カウンセリングの際に歯科医師が口腔内の状態を確認したうえで、詳しくご説明します。
自分に合ったマウスピース矯正を選ぶポイント
マウスピース型矯正装置を選ぶ際は、見た目の目立ちにくさだけでなく、ご自身の歯並びの状態や希望する治療期間、費用の面から総合的に検討することが大切です。当院では、患者様がどのような治療を求めているのかを丁寧に伺ったうえで、ご要望に合った装置をご提案しています。
たとえば、前歯の歯並びを短期間で整えたい方にはスマイルトゥルーが向いている場合がありますし、噛み合わせのずれも含めてしっかり改善したい方にはインビザラインGoが適していることもあります。症状や希望する仕上がりによって、選ぶべき装置は変わってきます。
また、矯正治療には見た目の改善だけでなく、磨き残しが減って虫歯や歯周病にかかりにくくなる、食事をしっかり噛めるようになり胃腸への負担を軽減できるといった利点があります。一方で、治療期間が長くなる場合があることや、装着中は歯磨きがしにくくなることなど、あらかじめ知っておきたい点もあります。こうした内容も含めて、当院のカウンセリングでは治療の進め方や費用について詳しくご説明していますので、疑問や不安をひとつずつ解消したうえで治療を始めていただけます。
大人の方が矯正治療を始めるのに年齢制限はなく、何歳からでも開始できます。「今さら始めても遅い」ということはありませんので、前歯の歯並びが気になっている方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
インビザラインとスマイルトゥルーは、どちらも目立ちにくいマウスピース型矯正装置ですが、対象となる症状や治療期間、費用には違いがあります。ご自身に合った方法を見つけるためにも、まずはあおぞら歯科クリニックのカウンセリングで、歯並びのお悩みを詳しくお聞かせください。
この記事の監修者
あおぞら歯科クリニック新船橋院 院長 石黒 真史(歯科医師)
東京医科歯科大学大学院卒業後、千葉県内の歯科医院にて勤務。
平成23年に医療法人社団爽晴会あおぞら歯科クリニックに入社。
平成27年4月よりあおぞら歯科クリニック新船橋院 院長に就任。
現在は院長として、地域に根ざした歯科医療に従事している。
本記事は、医療情報の正確性・分かりやすさに配慮し、歯科医師監修のもと作成しております。
